今日の日

わりと徒然にわりと毎日更新します

「七つの習慣」感想文その② - 人格主義における価値観とは

 コーギー博士の著書「七つの習慣」を繰り返し読んで自分なりの解釈を得ようとする、わたしの試みです。この本が謳っている内容をざっくり言うと「習慣と定義されているもの」を高め、自分の本来の価値観に従って生きるよっ、そしてその為には人格主義が土台になるよって事だと理解しています。 

 それじゃ、今日は「人格主義における価値観」について考えて見ようと思います。なぜこのテーマを選んだかというと、著書のはじまりに、インサイド•アウトという言葉が出てきます。これは内面から外部へという意味で、「七つの習慣」のベースとなっている考え方のひとつです。逆に言うと内面の向上無くして人格主義においての成功はないという事です。

 わたしは「七つの習慣」は積み上げ型の論理だと理解しています。土台を理解して構築して、その上に積み上げて..一段詰み上がったらもう一度土台を見直して..そういう繰り返しで自分の内面を振り返り考え、気づき適用して洗練してゆく..そんなイメージを持っています。そして「価値観」は最も下の土台となる要素のひとつです。

さて、著書の中では以下のように例えられています。

 人は皆それぞれ頭の中にたくさんの地図を持っている。これらの地図は二つに大別できる「あるがままの状態」が記された地図(現実)、そして「あるべき状態」がしるされた地図(価値観)である。

 「あるべき状態」がしるされた地図..と書かれています。価値観 - 現実 = 評価という式で普段の自分を評価しているんじゃないかとわたしは思います。そして、その価値観ですが、何の考えも無しに定めてしまうと、その日の気分や、流行、社会的状況によってブレまくってしまいます。著書にも「強盗団には強盗団なりの価値観がある」と書かれています。ブレブレの価値観では人格主義に必要な内面の向上は無理です..ここで原則の出番がきます。

「原則」は馴染みのない言葉です。

価値観は地図であり、原則は現実の場所である

 さらに分からなくなります。 

 著書の説明を意訳すると "(原則は)歴史が証明している永続的な価値を持っている事であり、人は生まれながらにその存在を知り、意識している。私たちの価値観や現実、物の見方はこれに近づけるほど正確になり、機能的に使えるようになる"

 つまり原則は存在しているものであり、私たちはそれを知っている、歴史が過去に証明してきた価値のある法則である。

 

んん...もう少し噛み砕いて抜粋する必要があるな..

よしっ、次回は「原則」について抜粋しながら考えたいと思います。

それじゃ